ライトノベルの『売り上げ』って素人にもわかるものなのか?
ライトノベルの『売り上げ』って素人にもわかるものなのか?
簡潔に言えば、ある程度わかります。
詳細はリンク先を見てもらうとして……
●ラノベの「売り上げ」(REVの雑記)
先日来、集英社スーパーダッシュ文庫で現在3巻(全6巻予定。12月までに全部刊行予定とか)発売中の15×24が、”すごくおもしろいけどあまり売れてない”ことについてweb上でいろんな記事が挙がっていたんですが……
はてブでちらほら『なんで売れてないってわかるんだ?』的なコメントを見かけました。今の世の中、便利になりまして、業界関係者でない、一素人でもネット上で公開されている、いくつかのデータを付き合わせることで売れ筋作品はおおよそ把握できるようになってます。
オリコンなど主なデータだと、売れ筋中の売れ筋しか調べることが出来ませんが、大阪屋のデータだと500位までわかるのです。
(これ、意外に知られてないんですよね。本の検索で、個別に書誌データを表示させると直近のランキングで500位以内に入っているとその情報も表示されるようになってます)
で、これらをまめに観測しているといろんなことがわかります。
電撃文庫が他のレーベルをぶっちぎっている様子とか、富士見ファンタジア文庫もなんだかんだ言いつつ伊達に老舗やってるわけじゃないとか、新規レーベルの苦戦ぶりとか、そりゃもういろいろと。
まあ、別に一読者にとって売り上げがわかったからどうだ、ってな話もありますが、自分が超おもしろいと思ってた作品が実はかなり売り上げが厳しく、気がついたら『俺たちの戦いはこれからだ!』となってしまう前に、少しでも応援できるかもしれません。
ああ、せめて続きが出せる程度には売れて欲しい、と何度嘆いたことか!
アレとかなあ……市場原理って厳しいなあ。
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