名台詞を通してはじめる読書もある。ライトノベルを中心に、作品の長所を追いかけて紹介していくサイトです。
 

本日の名台詞

「お互い、自分が命をかけるに足ると思ったものへ立ち向かうのです。何の無茶がありましょうか。人に命がけの一歩を踏み出させた愛情を、騎士たる私は守りたいのです」
「”はじまりの騎士”よ、私は、何度でも、”あなたがたがやらないこと”をしましょう。あなたがたが救わないものを救い、あなたがたが立ち止まらないものを愛しましょう」
「神意は《生命》を愛します!――それが”悪”を産むものであろうとも、愚かしい誤りをおかすものであろうともです!!」


タイトル:円環少女 (8)裏切りの天秤(小説:スニーカー文庫)
作者  :はせさとし:長谷敏司
絵師  :みゆう:深遊
デザイン:?
編集  :?
キャラ :エレオノール・ナガン (270 P)



 ▼本日の作品&台詞解説▼

三千世界の中で唯一魔法が使えず、”地獄”と忌み嫌われる地球で、繰り広げられる壮大な魔法アクション。
……と、同時に嗜虐趣味の13歳少女メイゼルの活躍する話でもありますええ。

さてそれでは台詞解説。
過去に命を取り合い死闘を繰り広げながら、幾多の変遷の末今は共に戦う騎士・エレオノール。
その心に一点の曇りも無し。やはりその昔は聖騎士だったという宗教的なことがこの何者にも動かされない精神に関係しているのでしょうか。